信濃川にある分水路のひとつ、関屋分水路。この付近を撮影した写真があったので、パノラマ合成してみました(すっかりフォトログと化してます・・・)。
写真中央が信濃川上流、右手が関屋分水路。信濃川は左手に見える信濃川水門を通して万代方面に流れます。
Hada's Musing Blog
昨日の日食の写真をもうひとつうpします。NDフィルターがなかったので、シュナイダー B+W Filter #403 とケンコー R62 を重ねて赤外線写真にしたものです(ピーク波長は 720nm)。フィルタの間で反射があるので、反射した像を Photoshop で誤魔化してますけど、意外とちゃんと撮れるもんですね(笑)。
それはさておき、美星天文台の「日食を見る会」の紹介を見て知ったこと。日食と記念写真撮。
素晴らしいアイデア!ってか、天文分野のイベントでは常識なんでしょうか?それとも、綾仁台長のアイデアかな?
日食を写真に撮ることはできても、日食と記念写真は素人には難しいですからねぇ。「木漏れ日の影」と記念写真とか、HDR でそれらしい写真を作るとかなら思いつくんですけど・・・。背景とか考えたら、プロの写真家でも呼んでこないと撮れないもんなぁ。
赤道儀を付けた望遠鏡置いて、投影するだけ(あるいは、像はいまいちになるだろうけど、手鏡で反射させるだけでもいいかもしれない*)。方法もシンプルだ。時計の選択はちょっとシュールですけど・・・。お手製感があってむしろいいか(?)。
それにしても、平日の昼間に450人の参加者って・・・。参加者の意欲もすごい。
[追記]
* 手鏡で十分っぽい。
天気も悪く、朝から体調不良だったんですけど、皆さん盛り上がってるようなので、意を決し、カメラを持ちだし、しばし日食見物。雲の合間からわずかに見えました。てるてる坊主に感謝(違っ)。ということで、見たという証拠に写真をうp。
[追記]
ネット上にもいろんなソースがアップされているので、皆既日食の画像・動画があるところにリンクしておきます。
今日も雨。日食でもないのに真昼間からどんよりな一日でした。明日も東日本は雨予報になってます。これはもう、国民総動員で夜を徹しててるてる坊主を量産するしかありません!(違っ)
そんなこんなで、日食は(ほぼ)諦めました。その代わり、トキ(No.13, ♀)が近所に滞在中なので、トキ見物で満足しておくことにします。
両サイドの2羽はアオサギ、真ん中の飛び立とうとしているのがトキです。トキは見晴らしのいい場所にずっと止まっていたのですけど、近くにサギが飛んできて、慌てて場所を移してしまいました。サギには注意ですね(笑)。
[追記]
それにしても不思議なことがひとつ。トキを見物しているのは幼稚園児か小学校低学年くらいのちびっ子と大人たちばかり。周辺の歩道には中学生や高校生、大学生も大勢通ってるんだけど、足を止めることなくスルー。一方、大人たちはトキを肴に、見知らぬ人同士で新しい交流が芽生えている。さらに、「鳥の写真が撮りたいからカメラを買おう」とか「自然のこと勉強しなくちゃ」とか言ってる方もいた。若者の無関心はいったい何なんだろう?
ちなみに、最新のトキ情報はこちらから:
佐渡トキファンクラブ
はばたけトキ:新潟日報社
昨日、新潟駅南口のジュンク堂書店新潟店で開催されているサイエンスカフェにいがたにお邪魔しました。今回のテーマは「オリュンポスの神々と本をめぐって ~科学夜話12題24色」。ゲストは「カソウケン」でおなじみの内田麻理香さんとサイエンスアゴラを立ち上げた長神風二さん。
県外からの参加者もあって、会場は満員。立ち見客が出るほどの大盛況でした。内容は、オリュンポス12神から想起する著書をお二人が取り上げてそれぞれ紹介するという形。サイエンスカフェというよりは対談型ブックガイドといった感じでした。一般向けにはちょっとハードルも高めだったかなぁと思います。とはいえ、内田さんにはサインまでもらって、個人的には大満足。
ちなみに、取り上げられた著書はこちらやこちらで紹介されています([追記] 内田さん自身も紹介されてます)。
そして今日は、新潟大学で開催された学習教室「三葉虫を調べよう」に参加。京都大学総合博物館の大野照文さんによるユニークな三葉虫教室を見学させてもらいました。そういえば、訳書にサインをもらおうと思っていたのに、すっかり忘れてしまいました。残念!
そしてそして、新潟市内のあちこちを会場とした「水と土の芸術祭 2009」(Flash が重いのでナローバンドの方は注意)も今日から開催されます。科学とは直接関係ありませんが、芸術を通じて、蒲原の自然や文化を発信してゆく5ヶ月間の長期イベントです。とりあえず、関連ありそうな図書をあげておきます。
それにしても、新潟はイベント満載ですね。
今日(7月16日)はアポロ11号の打ち上げからちょうど40年目。NASAのサイトでは、40年前の実況もネット配信されます。来週には日食もありますし、何かと宇宙な話題がにぎやかですね。とはいえ、まだまだ梅雨真っ只中。九州南部や関東はもう梅雨明けしてますけど、なかなか晴天が続いてくれません。日食のある22日には晴れてくれるといいんですが・・・。
そんな梅雨空の中ですが、シュナイダーの紫外透過フィルター(B+W Filter #403)を入手したので、手持ちのカメラで試し撮りしてみました。紫外透過フィルターとはいっても、透過スペクトルは 360nm の近紫外域と 720nm の近赤外域にピークがあるので、厳密には紫外赤外透過フィルターです。なので、ちゃんとした紫外線写真や赤外線写真をこのフィルターだけで撮影することはできません。ただし、デジカメの場合、RGB の各チャンネルを抜き出すことで、紫外線写真や赤外線写真っぽい画を作ることができます。
ということで、まずは、フィルターなしで普通に撮ったヒマワリです。なんていう品種(種?)でしょうか?詳しくないので、詳しい人がいたら教えてください(汗)。
次の写真は、フィルターを使って撮影して青色だけを抽出し、グレースケールに置き換えた、「なんちゃって紫外線写真」です。花の周りに可視光では見えなかった模様が見えますね。それから、葉や茎が全体的に暗く、一方で、茎のほとりにある毛がくっきり写っているのも特徴的です。
お次は「なんちゃって赤外線写真」です。紫外線写真ほどではないですけど、花の周りに模様が見えます。それから葉や茎はずいぶん明るく写っていますね。
最後の写真は、可視光で撮影した写真の青色を「なんちゃって紫外線写真」で置き換えた画像です。普通のカラー画像は人の色覚に近似した3波長で構成されますが、人の色覚とは異なる3波長で構成された色を「シュードカラー(偽色)」と言います。厳密にいえば、人工的に再現されたカラー画像は人の色覚とは異なるので、すべてシュードカラーといえますが、普通は、可視光以外の波長を(あえて)使ったカラー画像をシュードカラーと呼んでいます。
昆虫は紫外域も見えているので、ここに示したシュードカラーの写真は昆虫がみている世界を疑似的に再現しているといえます。昆虫の色覚は人間よりも優れているので、実際にはもっと鮮やかに見えているかもしれません。ただし、神経系は人のほうが発達していますから、簡単には比較できませんけどね。
今回は試し撮りだったので、これくらいにしておきます。梅雨が明けたら、またいろんなものを撮ってみようと思いますので、お楽しみに。
何年も前に作ったファイルが出てきたのでうpしときます。ちょっとアーティスティックな画ですけど、アオイガイをスキャナに乗せてスキャンして、Photoshop で小細工しただけです。
アオイガイは熱帯の海にすむタコの仲間で、雌は巻貝のような薄い殻を作ります。これが海流に乗って、秋から冬にかけて、日本の沿岸にもたくさん流れ着くので、日本のビーチコーマー(海岸に打ち上げられたものを集めたり調べたりする人のこと)にとっては定番のアイテムです。
特に、日本海側では大量に漂着することもあるので、欲しい方は浜辺に散策に出かけてみてください。ときどき生きたまま漂着している個体もあって、タコの仲間ってのが一目瞭然ですよ。
ちなみに、この写真に使った個体ですけど、長い旅を終えて日本までたどり着いた後、とある巡回企画展に参加のため、日本各地の博物館を転々としています。彼女の旅はまだ終わりそうにありません。
先日も登場いただいたシデムシくんです。今度は脱皮です。
見た目はダンゴムシですけど(笑)、脱皮はちゃんと昆虫の流儀ですねぇ。胸部の背板が裂けて、もがきながら出てきました。
でも、最終的には腹側から出てきましたけど・・・。ま、こういうこともあるということで。
今年の七夕はどうも全国的に曇りだったみたいですねぇ。イベントなど企画してた方々はご苦労様でした。
まぁ、新暦の七夕は曇りが常なので、楽しみは旧暦に持ち越しということで。ちなみに今年の旧暦の七夕は8月26日。七夕飾りにてるてる坊主でもつりさげて、気長に待ちましょう(笑)。
それはさておき、今月22日は日食です(お昼前頃)。イベントも各地で企画されているようです。
気になるのはやはり天気。部分食でもそれなりに暗くなるので、薄曇りくらいだったら日食を十分味わえるでしょうけど、どんより曇ってたさすがに (´・ω・`)ショボーン なので、念のため住んでる地域の天気予報をチェック。
日本気象協会の予報では今のところ、西日本は晴れそうです。北日本はビミョーですねぇ・・・。
猛スピードでてるてる坊主量産するしかなさそうです(>北日本の皆さん)。