2009年7月16日木曜日

なんちゃって紫外線写真&なんちゃって赤外線写真

今日(7月16日)はアポロ11号の打ち上げからちょうど40年目。NASAのサイトでは、40年前の実況もネット配信されます。来週には日食もありますし、何かと宇宙な話題がにぎやかですね。とはいえ、まだまだ梅雨真っ只中。九州南部や関東はもう梅雨明けしてますけど、なかなか晴天が続いてくれません。日食のある22日には晴れてくれるといいんですが・・・。

そんな梅雨空の中ですが、シュナイダーの紫外透過フィルター(B+W Filter #403)を入手したので、手持ちのカメラで試し撮りしてみました。紫外透過フィルターとはいっても、透過スペクトルは 360nm の近紫外域と 720nm の近赤外域にピークがあるので、厳密には紫外赤外透過フィルターです。なので、ちゃんとした紫外線写真や赤外線写真をこのフィルターだけで撮影することはできません。ただし、デジカメの場合、RGB の各チャンネルを抜き出すことで、紫外線写真や赤外線写真っぽい画を作ることができます。

ということで、まずは、フィルターなしで普通に撮ったヒマワリです。なんていう品種(種?)でしょうか?詳しくないので、詳しい人がいたら教えてください(汗)。

sunflower (visible) [#48602]

次の写真は、フィルターを使って撮影して青色だけを抽出し、グレースケールに置き換えた、「なんちゃって紫外線写真」です。花の周りに可視光では見えなかった模様が見えますね。それから、葉や茎が全体的に暗く、一方で、茎のほとりにある毛がくっきり写っているのも特徴的です。

sunflower (uv) [#48607]

お次は「なんちゃって赤外線写真」です。紫外線写真ほどではないですけど、花の周りに模様が見えます。それから葉や茎はずいぶん明るく写っていますね。

sunflower (ir) [#48606]

最後の写真は、可視光で撮影した写真の青色を「なんちゃって紫外線写真」で置き換えた画像です。普通のカラー画像は人の色覚に近似した3波長で構成されますが、人の色覚とは異なる3波長で構成された色を「シュードカラー(偽色)」と言います。厳密にいえば、人工的に再現されたカラー画像は人の色覚とは異なるので、すべてシュードカラーといえますが、普通は、可視光以外の波長を(あえて)使ったカラー画像をシュードカラーと呼んでいます。

sunflower (pseudocolor) [#48603]

昆虫は紫外域も見えているので、ここに示したシュードカラーの写真は昆虫がみている世界を疑似的に再現しているといえます。昆虫の色覚は人間よりも優れているので、実際にはもっと鮮やかに見えているかもしれません。ただし、神経系は人のほうが発達していますから、簡単には比較できませんけどね。

今回は試し撮りだったので、これくらいにしておきます。梅雨が明けたら、またいろんなものを撮ってみようと思いますので、お楽しみに。

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